惚れ惚れする擁壁2006-11-17 Fri 10:43 近鉄の室生口大野駅から室生寺まで歩いた。 東海自然歩道で、整備されていて上り下りもほとんどなく調子がいい。 ヒノキと杉の植林の中を行くので景色としては単調なのだが、ヒノキの香が強く匂ってすがすがしい。 峠を越して室生の集落に入る手前、 休耕田を利用したのか、谷あいに屋外彫刻美術館のようなものができていた。 集落内の道で干からびかけていた小指ほどのイモリの子をつまみ上げ、この小ささで春まで冬眠できるのかと思いつつも、とりあえずは小川沿いの草むらに逃がしてやった。 で、今日の本題はこれである。 こんなものを見つけてしまったのだ! ほのぼのモードで歩いてきたから、久しぶりに興奮してしまった。 ![]() ![]() ![]() 杉丸太を組んだ擁壁。 説明の必要もないほどシンプルで力強い。 圧倒される。 美しい。 職人の手が感じられる。 緑が生えている。年月とともに癒しモードになっていくだろう。 この擁壁の上は畑(だったと思う)だし、 公共の土木工事ではなく個人のどなたかの所有だと思う。 いいよね、これ。 屋外彫刻美術館より、こっちの擁壁に感動してしまった。 |

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