ドロのココロだ

空間デザイナーの書くミステリー小説「ノブ&ユウシリーズ」更新記録と日々のつぶやき。

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リニューアルのデザイン

リニューアルの仕事は難しい。

いま、大規模な展示系施設の内装リニューアルを手がけているが、日々頭を悩ませています。

リニューアルというと「古くなったものを新しくする」という意味だし、リフレッシュというと、「新鮮でなくなったものの鮮度を復活させる」という意味になる。

今回の仕事はそのどちらとも違います。

プロジェクトメンバーは「エボリューション」(進化!!)と呼んでいます。



で、その進化にふさわしく内装もイメージを変えていくのだが、
内容の進化に先立って内装変更をしていくのだから、難しい。

つまり、機能を新しくするとか、古くなって痛んだところを変えるというのなら
変更は目に見えて「良くなった」とわかる。

しかし、まだ先の見えない「新化」に向けて内装を変えていこうというのだから、
その意義や良し悪しの判断材料が乏しいのです。
もともとインテリアは趣味的な要素が大きいですし。


少しずつ変えていくたび、プロジェクトメンバーの視線の厳しいこと。


見慣れた光景が、毎日出勤する度にがらりと変わっていくのだから、
良いい意味でも悪い意味でも「違和感」は当然のことののように膨れ上がっていきます。

その違和感が数日で落ち着いてくれば、その内装変更は成功だったのだろうし、
数ヶ月経っても違和感が消えないのなら、違和感は嫌悪感に変わったということで、
失敗だったということなのでしょう。

「もう見慣れましたよ」
という感想は、変えた意味がないような感じを受けますが、デザイナーとしては
ホッとする言葉でもあります。




ところで、このような仕事は、私のようなデザインをする人と施工会社が二人三脚となって取り組む必要があります。

以前、大規模な庭の改修プロジェクトに取り組んだとき、痛感しましたね。
一から建築するときもそうですが、改修となればなおさら、施工会社の
ノウハウやがんばりや提案力がモノをいいます。
庭の改修ですから、特段の新しい材料はないわけです。
今庭にあるものを使うということで。
費用の出しようもないし、どれだけ手間がかかるのか事前にはわからないし。
その時の造園会社は真剣に取り組んでくれました。
「できません」とはいわず、「こうすればできます」といいながら。
予算内に収まり、
そしてクライアントに大いに喜んでいただきました。


設計者が「こんなん作って、ここをこう変えて…」といっても、
できるできない(時間やコストも含めて)
の判断は、実際に施工する人にかかっていることが多いのです。

何しろ、既に目の前にモノはあり、それを壊さずに、変えていかなければいけないからです。

昔の図面はあてになりません。
いちから現場で実際にあるものの寸法や素材や内部構造を調べ上げて、
取り組まなければいけません。
手間もひまもそして目に見えないコストもかかります。



写真を掲載できないのが残念ですが、感じはわかってもらえました?






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