ドロのココロだ

空間デザイナーの書くミステリー小説「ノブ&ユウシリーズ」更新記録と日々のつぶやき。

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砂利の話

庭のスイセンが咲き始めた。
一度、あの淡路島にある黒岩のスイセン郷に行ってみたいな。


さて、ある庭の設計をした後のこと。
こんなクレームもあった。

ピンク色のきれいな鶉卵のような砂利を一面に敷いた。

場所は老人ホームである。
老人が住む場所だからこそ、パァーと明るい庭にしたいと考えた。
それにそんなきれいな形の粒ぞろいの砂利なら、室内に少し持ち込んでちょっとした飾り付けに使ったり、遊びに使ったりできるんじゃないかと考えた。

庭を見に来た人は、明るくて華やかな印象だと言ってくれました。

でも、クレームです。
野良犬や野良猫の糞の始末かしにくいと。

………………野良犬が……、そうですか、すみません……。
(喜んでもらうどころか、そんなことでクレームを言われるのなら、
普通の伊勢砂利かなにかを敷けばよかった)
(施工会社に無理を言って探してきてもらったのに……)


なんてことはない(こういうとクライアントさんに失礼ですが)クレームですが、
そんなことでも私は傷つきました。

サラリーマンなら、会社という鎧を着ていますから、失敗をしても給料は出ます。
クライアントともめても、いざとなれば会社として対応するというように逃げることができます。
個人としては痛烈なダメージを食らう前に、目に見えないバリアーを張ることができます。
最後の安全地帯は確保されています。

しかし、個人で仕事をしていると、どんなことにも逃げる余地はありません。
因幡の白兎が皮をはがれて海に放り込まれたときのように、頼るものもなく、むき出しの素肌をチリチリさせてすべてを受け入れなくてはいけません。

辛いものです。


これも、きっと私の独り相撲だったのでしょう。
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