ドロのココロだ

空間デザイナーの書くミステリー小説「ノブ&ユウシリーズ」更新記録と日々のつぶやき。

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空中庭園展望台のカップル(連載2)

久しぶりの更新。


大阪駅の近くにある梅田スカイビルについての連載をするぞって宣言してからひと月がたちました。
サボっていたということもありますが、もともとスカイビルは建築家原広司氏の設計。
空中庭園の内部のデザインもそう。
それを私がいじくったわけですから、原先生に報告する前に、ここで説明してしまうわけにはいかなかったのです。
原先生に見に来ていただく段取りができましたので、さて、そろそろというわけです。


空中庭園展望台のカップル
↑今回私がデザインしたカップルのための楽しいラブベンチ
(プロジェクトスタッフにエスカルゴキャビンと、格好良く命名していただきました!)



新梅田シティエボリューション(進化)の話をする前に、少しだけ昔話を。
20年ほど前の開発時、つまり私がプロジェクトメンバーとしての参加していたときの話を。


スカイビルができてしばらくしてから、ある会合で原先生に
「スカイビルは清水さんの言ってたとおりになったね~」
とおっしゃっていただきました。

どういうことかというと、カップルで一杯!ということです。

大阪には、カップルのための場所、デートスポットが少なすぎる、というのは私の口癖でした。
居心地よく、安心して、しかもコストをかけずにゆっくりできるところがない。

スカイビルをそういう場所にしたいと思っていたわけです。

当時のこぼれ話を。
ある夜、プロジェクトのメンバーと、夜の大阪に繰り出しました。
梅田センタービルや中之島公園や大阪城公園に。
照度計(明るさを測る装置)を持って。
ベンチに座っているカップルにおもむろに近づいて、その場所の明るさを測って回ったのです。

変な連中やなと不審がられたことでしょう。

カップルが寛ぐために、どの程度の明るさが適しているのかを知りたかったわけです。
明るすぎず暗すぎず。

安全という意味では明るい方がいいに決まっています。
でも、それではラブラブ雰囲気も出ない。
照明器具のデザインも大切ですが、最も大切なのは光そのもの。
もっと言えば、光というより、明るさ暗さの質とでも言いましょうか。

そうしてカップルのための空間を作ろうとしたのです。


そして、ビルオープン後15年目の今回の見直しでも、私はカップルに楽しんでもらうことを一番のテーマにしました。


今回のプロジェクトメンバーの、影の合言葉は、
「もう一度、新梅田シティでキスしよう」
です。
そのココロは?

続きをお楽しみに。



空中庭園展望台のサイトこちら

この連載記事1はこちら

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